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南仏生活のいろいろ


by atelier-cypres
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<   2008年 12月 ( 6 )   > この月の画像一覧

ノエル前夜のメニュー

今年はあっさり目のメニューを心がけ。

前菜の冷菜2品。

赤ピーマンのゼリーに焼きなすのせ。

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細切り野菜のスモーク魚巻き。

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ホロホロ鳥のローストと付け合せの緑アスパラガス。

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デザートは市販のアイスビュッシュ・ドゥノエル、苺・フランボワースシャーベット。(子供が選んだ)
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13のデザートの一部、ドライフルーツ系のお菓子。
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by atelier-cypres | 2008-12-27 09:45 | おうちごはん

イエス・キリスト誕生!

現在ノエル(クリスマス)をイエスの誕生日としているが、実際のところ新訳聖書にはキリストの誕生がこの日であったことを裏付ける記述はないのである(マタイ2章にユダヤのベツレヘムでのイエスの誕生にヘロデ王が動揺し、イエスをなんとか亡き者にしようとすることなどが書かれている。その他にはルカ2章に割合詳しい記述がある)。もともとこの日はキリスト教以前の宗教で、冬至にいたる時期であることから行われていた太陽信仰の祝いに由来があると思われる。

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当時カエサル・アウグストゥス帝の統治下、ヨセフとマリアは戸籍の登録をするためにユダヤのベツレヘムへ向かう途中、マリアが産気づき出産するのだが、その夜の泊まり部屋に二人用の部屋の空きがなかった。その為家畜小屋の中、生まれた赤子は飼い葉おけの中に布で包んで置かれてたのである。

夜間、羊の群れを番していた羊飼いたちに天使が現れ、救い主・キリストの誕生をしらせた。

羊飼い達は実際にその目で見ようと、イエスの下を訪れる。見ると天使が告げたように、飼い葉おけの中に布で包まれた赤子が横たわっていた。
by atelier-cypres | 2008-12-26 06:18 | フランスの風景・文化

ノエル前夜

こちらの風習では、家庭にキリスト降誕のシーンを再現する慣わしがある。この飾りを la Crèche(ラ・クレッシュ:キリストが生まれたまぐさ桶の意で、通常教会や家庭で飾る厩の群像模型を差す)と呼ぶ。

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そして、ここで登場する小さな土人形をSanton(サントン)と呼ぶ。
サントンとは、小さな聖人を意味する。一般家庭で、教会に飾られるキリスト降誕模型を再現するのは、フランス18世紀の大革命以降のことである。革命時に攻撃対象となった教会の多くは閉鎖させられ、そのため仕事にあぶれた人形作り手達(マルセイユが発祥だと言われている)が家庭用に聖人を小さくして売り出したのがヒットし、それ以来様々なキャラクターを加えながら現代までに伝えられた。

基本形は、厩の中でイエスの誕生を待つ、マリアとヨセフ、バックには家畜を侍らせる。

この図では何かが足りない。

というのは、ノエル前夜の今日、イエスはまだ生まれていないのでマリアとヨセフに見守られる赤子のイエスはまだ登場していない。

今夜、イエスは誕生する。
by atelier-cypres | 2008-12-24 20:05 | フランスの風景・文化

アロマテラピー効用

私がアロマテラピーに出会ったのは、10年前フランスから日本に一時帰国した際訪れたお友達宅で受けたアロマバスがきっかけだった。

そのお友達は、確か ミントとオレンジのエッセンシャルオイルの瓶を嗅がせてくれて、どちらが好きかと聞くので、その時はミントと答えたら、その夜はミントの香りのアロマバスにしてくれた。

とってもリラックスできて、疲れが一気に吹き飛んだ。それまではとっつき難いものかと勘違いしていたアロマテラピーの魅力に引き込まれ、その後自ら求めて実践するようになる。

フランスに戻ると、日本以上にアロマテラピーは発達していた。

世界でもいち早く有機栽培植物から精油を抽出し、また世界で初めて精油の香りの分子を化学的な方法で分析することに成功し、その効用を化学的に解析している研究所・メーカーとして有名なPRANAROMの研修も受けた。素人の私が飛び込んだのは、実際に医学の視野で治療にアロマテラピーを取り入れている医師や看護士、様々な民間療法の治療師などが参加する研修だった。

未知の世界ではあったが、50種類以上の香りを、その化学成分の違い、効用の違いの解説つきで実際に嗅ぐという体験。精油の治療面での可能性と副作用なども学んだ。

以来、毎日の生活に欠かせないものとなっている。

室内にディフューザーで芳香を散らす方法から、毎晩入るアロマバス。入浴後のアロママッサージ。外出時には風邪やその他の細菌除けに使用するオイル・・など。

数年の間、抗バクテリア・ウイルス効果の高い精油を選んで外出時には付けていたのだが、4年前にお友達から薦められた数種の精油をすでに配合した優れもの商品があった。

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ESCULAPE(PHYTOSUN Aroms)-エスキュラップ 100%ピュア精油

Eucalyptus radiata
Rosmarinus officinalis
Melaleuca quiquenervia
Lavandula hybrida
Eucalyptus globulus
Eugenia caryophillus
Cinnamomum comphora
Menta arvensis
Linalool
Limonene
Eugenol
Citral
Coumarine
(含有量の多い順。ラテン名)

風邪のひき始めや流行りやすい時期の予防として、そのままかあるいは植物オイルで薄めて直接喉や背中、お腹などにつけると良い。

肌の弱い子供(3歳以下は使用不可)には、足の裏などにつけて学校に登校させると流行り風邪の時期でも風邪をもらってこない。
by atelier-cypres | 2008-12-10 08:31 | 日常より
このメーカーのものは他には何も使っていないのですが、偶然出合ったこの商品はかれこれ数年来のお気に入りです。

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THE BODY SHOP / HEMP SEED OIL HANDS CREME

ボディ・ショップのこのハンドクリームは絵にあるように、大麻の種が配合されている・・ということ。しっとりするのに、つけた後のベトツキがなく非常に使いやすい。それに、効果も抜群。

私はハンドクリームにはこだわりがあり、その保湿力が油性成分に傾きすぎていると、手が呼吸できない感じになるので嫌だし、かといってさらっとし過ぎだと十分に肌の奥まで潤いが浸透しない。良いクリームを見つけるのも難しいものだが、このクリームはいつ使用しても100点満点。私の手の水分・油分との相性が良い、ということなのだろう。

匂いはかすかにある植物性の香り(甘い香りは苦手なので)で気にならない。

人気商品みたいで、良くストック切れになっている。
最近は、早めに買い足すようにしている。
by atelier-cypres | 2008-12-10 08:00 | 日常より

12月5日は何の日?

1791年のこの日にヴァルフガング・アマデウス・モーツアルトは亡くなったのである。
35歳という若さであった。

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この1年、モーツアルトの音楽に気持ちがぴったりはまっており、何か彼の真髄を感じることができれば・・という思いで、彼の命日にちょうど開催されたコンサートに行ってきた。

今年新たに出来たコンサートホールのGTP( Grand Théatre de Provence )での演奏会は大盛況で満席だった。

演奏:Les Siècles (古典楽器などを取り入れた演奏活動で日本でも知られる)
コーラス:CAPPELLA AMSTERDAM(この上なく美しいコーラス!)
指揮:François-Xavier ROTH (エネルギッシュで、熱意に溢れる指揮者)

Requiem K.626 (Edition Richard Maunder -Cambridge 1986 )
Introitus: Requiem aeternam
ll.Kyrie
lll.Sequenz:Dies irae
lll.Sequenz:Tuba mirum
lll.Sequenz:Rex tremendae majestatis
lll.Sequenz:Recordare,Jesu pie
lll.Sequenz:Confutatis maledictis
lll.Sequenz: Lacrimosa dies illa
lll.Sequenz:Amen
lV.Offertorium:Domine Jesu Christe
lV.Offertorium:Versus:Hostias et preces
V.Agnus Dei
Vl.Communio:Lux aeterna-Cum sanctis tuis


モーツアルトは、その年の7月にこのレクイエムの注文をヴァルゼック伯爵から受けた。夏以来体調が悪く、死期の近いことを悟ったモーツアルトはこのレクイエムは自分のために書いているのだと語っている。

いよいよ11月20日には病の床に臥し、このレクイエムは未完成のままとなる。

モーツアルトの死後、作曲による収入の必要な妻コンスタンツェはモーツアルトの弟子のフライシュタットラーやジェースマイヤに補筆させる。

レクイエムニ短調K626の中でモーツアルト自身が完成した部分は、Introitus (入祭唱)とKyrie(キリエ)とSequentia(読唱)のみである。

最後の拝領唱“Lux aeterna 永久(とわ)の光で”はジェスマイヤーの補筆であるが、アイディアはモーツアルトのものである可能性がある。

Lacrimosa( 涙の日)は途中までしか書けなかった。とても美しく・悲しいパーツである。

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後の時代には、弟子達の補筆分を除いたり、さらに研究を重ねた改良版が発行された。

今回演奏されたのは、1986年版 Richard Maunder版である。彼の版はジェースマイヤーなどによる補筆部分を極力除いた版として知られる。

さて、音響もとても良く、座席も心地よい会場で満喫できたこの演奏会では、モーツアルトをより知ることができたのだろうか。何度も流れそうになる涙を押しとどめながら、こんな風に泣けてくるのは何故だろうか・・と思った。







  
by atelier-cypres | 2008-12-09 07:38 | 日常より